豊かな人間性の創造
敬天愛人
常に公明正大 謙虚な心で 仕事にあたり
天を敬い 人を愛し 仕事を愛し
会社を愛し 国を愛する心
経営理念
全従業員の物心両面の幸福を
追求すると同時に、
種苗を通して人類、社会の進歩発展に貢献すること。
小林フィロソフィー
小林フィロソフィーは、「人間として何が正しいか」を
ものごとの判断基準におき、すべての行動において、
公明正大でまじめに一生懸命努力していくことの
大切さを示す人生哲学、経営哲学です。
地元・全国・世界70カ国へ種を届けています
兵庫県加古川市の小林種苗株式会社は、種子の開発から輸出までを手掛ける種苗メーカーです。
生産される種子は約2万種で、そのうち95%が海外向けです。
日本国内はもちろん、アフリカ、南米諸国など約70カ国へ直接販売され、世界の食を支えています。
“種”で世界人類に貢献したい
■創業108年の歴史
小林種苗の歴史は古く、創業は明治43年。
初代社長が、自転車に乗って地元の農家に種を売っていたのが会社の始まりでした。
現在の社長・小林稔が社長を引き継いだのは今から10年前、5代目になります。
同社は加古川市内に約7haの研究農場を所有し、種子の開発を行っています。
社員は約45名と言う小規模な種苗会社ながら、世界中へ自社の種子を輸出。
ワールドワイドな企業活動が海外から注目を集めています。
■広告代理店から種苗会社へ
現在の社長・小林稔は慶応義塾大学で経営学を学んだ後、広告代理店に勤務していました。先代のお父さまが亡くなったのを機に小林種苗を継いだという異色の経歴の持ち主です。
子供の時から海外への憧れが強く、地球儀を見ては世界を飛びまわる仕事を夢見ていました。
就職したころ日本はバブルの絶頂で、前職ではアメリカ支社への勤務などを経験してきました。
会社を継いでからは、当時の海外でのマネジメントの経験を生かし、種子の取引国の拡大に努めています。
■10カ国で種子を生産、70カ国へ輸出
小林種苗は、種子の生産を海外に委託しています。
市内の研究農場で開発した種子はイタリアやオーストラリア、ニュージーランドなど約10カ国にある委託採種農地に送られ、現地で種子の生産を行っています。
取り扱う種子の数は、約2万種。キャベツだけでも400種に上ります。
種子の主な販売地域はアジア、アフリカ、南米諸国などで、重量ベースにすれば海外向けが約95%を占めています。それらの国々で小林種苗の野菜は人気が高く「おいしくて病気にも強い」と高評価を得ています。
若手社員も活躍しています
■技術力と営業力
共に働いているのは、研究農場で働く技術員、そして営業社員と事務社員です。
技術員は農学部を卒業した新卒の大学生を採用、営業と事務は農学部以外の新卒者や中途採用も行っています。
研究農場で働く若手の技術員3人も、やりがいを持って働いています。
「1つの小さな種から大きな野菜が収穫できるとうれしいですね。人々が毎日食べている、“食”の大事な部分を担っていると言う使命感も感じています。」
「1番楽しいのは収穫です。収穫した後も品種ごとの特性を見て、次はここを改良しようとか色々考えるのも面白いです。」
「苦労して育てた野菜を食べてもらい、お客様においしいと言われた時はうれしいですね。自分が開発に関わったものがうまくいくと、やっぱり楽しいです。」
■種苗会社の営業とは
営業社員は国内営業と海外営業に分かれて、日々頑張っています。個々の売り上げも全体的に上昇しています。
営業職の具体的な職務内容は、農家さんや農業法人、種苗店、JAなどへの種子の販売です。
国内営業でも特に県内の場合は、種子の他に、苗やビニールハウス、肥料なども一緒に販売しています。
既存のお客さんが多いそうですが、主に農業法人を対象に新規開拓営業も行っています。
私達自信が、小林種苗の種子に自信を持っていますし、愛着があります。
おすすめしたものをお客様が栽培し、収穫して喜んでくれる時、とてもやりがいを感じています。
一方で、大手の種苗メーカーに比べるとどうしても知名度が低く、特に小売店さんにおける宣伝力は決して強いとは言えないかもしれません。
でも、中小企業だからこそのチームワークの良さや社長じきじきの強力なサポートがありますし、おのおのが大手の営業マンに負けない成果を上げています。
会社の業績も右肩上がりで、ここ何年にも渡り約4〜10%ずつ増収増益しています。
営業の新入社員は、最初は係長や先輩社員に同行して、県内外の既存のお客様を回ります。
一緒に行動しながら、種子や農業に関する知識を増やしていけます。
会社名 | 小林種苗株式会社 |
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所在地(本社) | 〒675-0039 兵庫県加古川市加古川町粟津404 Tel:079-422-2701(代表) Fax:079-422-2700 |
所在地(小林研究農場) | 兵庫県加古川市野口町 Tel:079-424-6723 |
代表者 | 代表取締役社長 小林稔 |
資本金 | 3,000万円 |
創業 | 明治43年 |
会社設立 | 昭和23年5月 |
従業員数 | 45名 |
取引銀行 | 三井住友銀行 但陽信用金庫 |
事業案内 | 小林交配育種生産卸、農業種苗生産卸、農・園芸用薬材卸、動力並手動噴霧器撒粉器卸、農・園芸用各種資材卸 |
お車でお越しの場合
加古川BP 加古川ICを南下し、国道2号線との交差点(大川町)を超え、右手に郵便局がある信号を左折します。
200mほど進むと右手に本社がございます。(加古川ICより約10分)
電車でお越しの場合
JR加古川駅南口から国道2号線へ向かって南下します。
駅前交差点を超え、1つ目の信号を超えてすぐ右折すると左手に本社がございます。
(JR加古川駅より徒歩5分)